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取り組み

第1回飛島村地域公共交通活性化再生法定協議会

1.開会

午後2時00分

久野会長(飛島村長)

本日は、ご多用のところを飛島村地域公共交通活性化再生法定協議会にご出席賜り厚く御礼申しあげます。
飛島公共交通バスは、名港線、蟹江線、コミュニティバスが、それぞれ、この4月から運行を開始し、すでに3ヶ月が過ぎようとしております。今日まで、大きな混乱やトラブルもなく、無事運行を続けておりますことを、当事業の推進につきまして、格別のご指導とご鞭撻を賜りました、委員各位にあらためて感謝申しあげたいと思います。
この後、ご報告させていただきますが、蟹江線につきましては、新たな運賃設定など、利用者の方から好評をいただいており、利用者数も増えております。また名港線も、大きな混乱も無く、ほぼ従来どおりの利用者数で推移しております。
しかしながら、コミュニティバスの利用者数の伸び悩みや、今年10月に予定しています「海南病院乗合タクシー事業」など、まだまだ、今後の課題や新規事業が控えております。特にコミュニティバスにつきましては、今後の利用者状況次第では、来年度に向けた抜本的な改善を検討する必要があると考えています。
いずれにいたしましても、今年度は、事業開始の年度として、委員の皆様には重要な事項をご審議いただくこととなります。どうか慎重審議賜りますようお願いいたします。
以上、はなはだ簡単ではございますが、開会のごあいさつとさせて頂きます。

事務局

当協議会は、協議会規約に基づき会議録を開示することとなっているのでよろしくお願いしたい。
本日は、定数の過半数を超える委員のご出席を頂いており、協議会規約に定める総会としての成立要件を満たしている。

2.議事

事務局

規約に基づき議長を会長の飛島村長にお願いする。

久野会長(飛島村長)

議事に入る前に議事録署名人の選任をさせて頂きたい。今回は、東野様と馬場様を選任させて頂く。 -(承認)


議案第1号 平成20年度飛島村地域公共交通活性化再生法定協議会事業報告及び収支決算について

事務局

―議案第1号 資料説明― 

久野会長(飛島村長)

平成20年度の収支決算について、監事の服部様からの監査報告をお願いする。

服部委員(飛島村議会議長)

飛島村地域公共交通活性化再生法定協議会規約第28条第2項の規定により、監査結果を報告する。
検査を実施したところ、その収支は別表のとおりで、その計数において違算なく、収支額は符号していることを確認した。

久野会長(飛島村長)

以上で議案第1号に関する説明及び報告が終わったが、質問等があればうかがいたい。
-(意見・質問無し)
それでは、議案第1号について賛成の方は挙手をお願いする。-(賛成多数)
賛成多数。よって議案第1号を承認する。


議案第2号 海南病院通院支援タクシー実証実験計画について

事務局

―議案第2号 資料説明― 

久野会長(飛島村長)

この計画案について、座長の伊豆原先生からご意見を頂きたい。

伊豆原座長(名古屋産業大学教授)

海南病院通院支援タクシーについては、昨年の計画では固定ルート無しの区域運行としていたが、現行の道路運送法では実現が難しく、ルートを設定した運行となった。この形を出発点として議論を続け、本来の「あるべき姿」を目指していきたい。そのためにも、委員の皆様には忌憚のないご意見をいただきたい。

久野会長(飛島村長)

以上で議案第2号に関する説明が終わったが、質問等があればうかがいたい。 -(意見・質問無し)
それでは、議案第2号について賛成の方は挙手をお願いする。-(賛成多数)
賛成多数。よって議案第2号を承認する。

3.報告事項

(1)飛島公共交通バス利用実績について
(2)実証実験期間中の事業評価について
(3)飛島公共交通バスダイヤ変更について

事務局

―資料1、2、3説明―

【資料3補足】
便毎の乗車人数を分析したところ、大きな偏りが出ている便があったため、ダイヤや投入車両を一部変更した。
名港線は、「名港16便」と「名港18便」は同じルートを走る便だが、「名港18便」の方に利用者が偏っており、積み残しも発生している。これを解消するため、「名港16便」と「名港18便」の出発時間を近づけることとした。具体的には「名港16便」の出発時間を5分遅らせ、「名港18便」の出発時間を2分早めたいと考えている。
蟹江線は、現在小型車両で運行している「蟹江4便」の乗車人数が多いため、中型車両に切り替えることとした。それにともない、同じく小型車両で運行している「分館1便」、「蟹江1便」、「分館4便」も中型車両での運行に切り替わる。また、中型車両の配車時間の関係から、「分館5便」の蟹江駅出発時間を15分遅らせて9時10分発に、また、「蟹江7便」の公民館分館出発時間を10分遅らせて9時52分発にすることとした。
これらの変更については、申請と周知の期間を考え、8月中旬頃に実施することとしたい。

事務局

名港線のダイヤ改正は、5月19日に名港飛島公共交通バスの総会の折に、臨海部利用者の方から、乗せ残しが発生していることに伴い、ダイヤの改善を要望された。5月末までの利用状況も含めて早急に対応する必要があると判断し、今回の改正とした。
蟹江線は、利用者が増えている状況で、特に朝の通勤時間帯の混雑が小型車に集中している現状が把握できた。また先の6月議会においても、議員から改善についての要望を頂いた。これらを踏まえ、早急な対応をするため、今回のダイヤ改正となった。
コミュニティバスについては、老人クラブの例会などで、高齢者の方への周知や、保育所、保育園と協同で利用促進等を進めていきたい。その上で、住民のご意見を伺いながら、抜本的改革も検討していきたい。

久野会長(飛島村長)

以上の説明に対して、意見・質問等があれば伺いたい。

服部委員(飛島村議会議長)

蟹江線の一部の便が小型車両から中型車両に切り替わるということだが、具体的にどの程度改善されるのか。

事務局

小型車両では座席が14席だが、中型車両では座席が24席となる。

久野会長(飛島村長)

名港飛島公共交通バス利用促進協議会で頂いた要望に対する改善策として、今回ダイヤを改正するとのことだが、それについて企業連会長の嶺木委員にご意見をうかがいたい。

嶺木委員(企業連会長)

大変ありがたいことであり、早急に実施頂きたい。

4.その他

事務局

次回の協議会は、アンケート結果等をとりまとめて資料としてお持ちするので、来年度以降の改善策に対するご審議をいただきたい。
アンケート内容等についても、随時ホームページ等でご報告させていただく。
10月31日の「ふるさとフェスタ」でバスに関するブースを開き、アンケートやPR活動を進めていきたい。

―閉会―

午後2時50分